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私が初めて恋した女の子 [映画]

"FIRST GIRL I LOVED"
ケレムサンガ

高校生のアナ(ディランゲルラ)は、野球部のサシャ(ブリアナヒルデブランド)に恋して、そのことを幼馴染のクリフトン(マテオアリアス)に相談しながらサシャに近付いていく。やがて相思相愛となったアナとサシャは一夜を共にするが・・・

アナとサシャの恋愛話ですが、前半は徐々に仲良くなっていく2人の初々しい様子が見られるものの、上記の一夜を折り返し地点とした後半では(マルホランドドライブのように)一転して辛く悲しく痛々しい内容となってしまう作品でした。
いきなり状況が変わるので、(やはりマルホ~のように)いったい何が起こったのかと思わされますが、何か違うと思わせられるものがあったのでしょう。
その2人の話に、実はアナのことが好きだったクリフトンも絡むものの、その話は結構どうでもよかったです。リーグが違うってやつでしょうか。(byラッセルクロウ)
予告でも短いものが見られる、ゲルラの顔が回る(?)オープニング映像が素敵でした。彼女のファンになり・・・たいところですが、あまり日本公開作のない子のようで残念。
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銀河の守護者たち2巻 [映画]

「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス」(GUARDIANS OF THE GALAXY VOL. 2)
ジェームズガン

今年劇場で見た4本目、1本目のコミックス原作映画に始まり、2本目はゲーム原作、そして、コミックス、コミックスと、知能の低下が感じられる選択です。
この何がリミックスかと思わせられる邦題は、元々、読み切り等の他紙に過去出ていたキャラから宇宙関係を寄せ集めたどころか、チーム名(タイトル)すら既存のものを再利用した作品が原作なことを考えて付けられた、マーベルコミックス愛の感じられる邦題・・・なわけはなく、いつものようにポスターだけを見て付けた邦題でしょう。
できるものなら行きたくなかった東宝シネタウン、隣の小屋から微かに「美女と野獣」の歌が聞こえる中、いつものように果てしないネバーエンディング予告CM集が流され、上映開始時刻の5分前から15分後までのなんと20分間。同社(及びギャガ)の映像ソフトを早送りボタンを押さないで再生したような、あまりにもご無体な仕打ちでございます。
その間、主人はアメコミに全く興味がないため、1作目を覚えているかどうか訊いたら、少し悩んだ後で、宇宙にタヌキが出てくるやつと言われました。覚えていたようですがアライグマです。

1作目の続きなので結成話もオリジン話もなく、前作の出来事を踏まえてグルートが小さくなっていて、前作で臭わせていたピーターとガモラの仲は特に進展がなく、そして前作とは特に関係なくドラックスがアホになっている中、代わりにピーターの父親の過去話が入っていました。
ピーターパパの設定は、原作の宇宙帝王からエゴ(~ザリビングプラネット)に変更され、更にエゴ自体の設定も惑星からセレスティアルズ(の脳なのか、セレスティアルズはあのような成長をするのかは不明)へと変更。出だしでピーターママに見せた、作り物度の非常に強いあの植物の正体は、オードリー2ではなくセレスティアルシードと考えればいいのかのー。
そのおかげでピーターも半神に近い不死の存在となりますが、それはゲーム的な設定により今回限りのご様子。
エゴが生みの親なら、育ての父として前作に続いての登場となるヨンドゥは、今回の良いところを全てかっさらっていったような役割で、とある事情により見た目も原作のケンタウリ星人に近くなっていました。メリーポピンズネタには笑いました。
原作ではベトナム人だったマンティスは、なんと宇宙虫に設定変更。エゴのそばにいるのは原作でのセレスティアルマドンナ設定を・・・使っていたわけではなさそう。

前情報は予告編ぐらいでしたので、シルヴェスタースタローンが出てきたときは驚きました。そして役名がスターホークの名前だったので2度びっくり。その脇にマルティネックスっぽい人も立っていたけれど、もしそうだとすれば、水晶のような鉱物体から、プチプチクッションっぽくなっていたのは残念。
そういえば別社でのエマフロストのダイアモンド体もそんな見た目になってたのー。
コスモはエンドクレジットでのみ登場。まあ出てくれたから良いかー。
ハワードザダックは・・・私、この映画世界でのハワードの見た目が怖いです。
まだまだ箇条書きで書きたいことはありますが、この辺で。

実は1作目は、楽しいことは楽しかったものの、終わり方が謎の巨大パワーで全て解決だったため、話の方は無かったような気がしていましたが、今作ではそこを突き抜けてテレビシリーズの1話をデカくしたような雰囲気が逆に良かったです。
登場人物の死ではあまり悲しくなることのない私でも、葬儀でのクラグリン(演ショーンガン(監督の弟らしい))の場面はこみ上げるものがありました。

前作でデヴィッドハッセルホフヴァージョンの歌を聞きたかったと書きましたが、今作では彼のオリジナル曲を聞ければ、途中、会話でも言及されるし(1作目のピーターはケヴィンベーコンリスペクターだったような気が・・・)、一瞬だけ登場もしているほどの高待遇。素晴らしい。

劇場を出るとき、他の観客の方たちの、最後に出ていたアレは何?の会話を聞き、訊かれてもいないけれどウォッチャーの説明を主人にしたら、ああ、「フリンジ」の禿げと言われました。なるほど。不干渉の決まりと、それを破ったところも同じだのー。もちろん禿頭も。
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加最高峰 [映画]

「LOGAN/ローガン」(LOGAN)
ジェームズマンゴールド

金曜の晩、職場で帰り際に翌日見に行く予定の「ローガン」の上映時刻を検索していたら(家でやれ)、斜め向かいの席の人に「ローガンは大丈夫ですか?」と訊かれ、・・・どっちだ?コミックスの方?それとも映画の方?まあ時期的に映画の方を答えておけば問題ないかと、ヒーリングファクターもかなり弱っていて大変なようですよと答えようとして、はたと思い立ち、細かい文字はメガネを外さないと見えずらいこともありますと回答。それに対して「遠近両用眼鏡を使っているんですが、すぐに度が合わなくなって困っています」と言われ、事なきを得ました。危なかったぜ。
それはそれとして、今作を見た日本語圏の方なら必ず思い浮かぶはずの「ローガンが老眼に!」の台詞は、思うのは自由だけどそれを口にするかどうかで、今後の世間様からの扱いに違いが出てくると考えますが如何なものでしょうか。

血よりも切り株描写へ重きを置いたところに好感が持てる残酷バトルが満載で、そのせいか銃を使った西部劇というよりも刀を使った時代劇のような気がしました。そして死んで死んで死にまくる皆殺し映画でもあります。

コミックス "WOLVERINE" で連載された(別ユニバースの話である)"OLD MAN LOGAN" が原作とされていて、確か公式にそう紹介されていた記憶がありますが、そんなに原作というわけでもなく、いつものマーベルムービー同様、同じタイトルだけど設定を1つか2つ使っただけ感が少し。

映画に限って見ていると、せっかくフューチャー&バストでウルが過去へ行ってまで頑張り、ミュータントにとっての絶望的な未来世界の訪れを阻止したのに、結局はこうなってしまうのかと悲しいものがありました。
途中、気の良い家族に助けられて家に招待されるウル(+爺ちゃん+小娘)を見て、前日に地上波放映されていた1作目の出来事と同じことが起きる気がしてならなく、早く家を出て行ってーと思いながら見ていて、途中、その家族の父ちゃんが、ならず者に脅迫されたのを助ける場面を見ても、仲間を引き連れて戻ってくるから止めといてー(もしくは、皆殺しにしてしまってー)と思い、そして悪い予感は当たるの決まりにより、そのとおりどころか、こちらの悪い予想よりも更に酷い結果になって可愛そうでした。
X-23ことローラは、クローンではなく人工授精。終盤の説明から考えると、母体が何故産めたのかが気になりましたが、その母体の扱いを含めて計画された長期的な実験だったんだろうのーと納得。そのローラが上記親切な家族宅で、じーっと男の子を眺めている様子を見て、ああ、リビドーの目覚めか?と考えたことは内緒ですが、よくある、言葉を話せないと思っていたキャラ(外国人とか宇宙人とかロボとか)が、実は言葉を知っていてペラペラ話せるとの設定はあまり好きではありませんのー。

いずれ、今作で映画ウルヴァリンが終了(少なくともヒュージャックマンウルは終了)らしいですが、また別時間線の話にするとかのリなんとかでもしないと、映画X-MEN自体が続けられませんのー。次作の予定は・・・デッドプール2か。
それにしてもウル3部作として考えれば、製作段階で噂されていたリーヴシュレイバーのクリードには少しでも出てほしかったところです。残念。
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サイは手に手 [映画]


さいはてにて やさしい香りと待ちながら [DVD]

さいはてにて やさしい香りと待ちながら [DVD]

  • 出版社/メーカー: TOEI COMPANY,LTD.(TOE)(D)
  • メディア: DVD


サイは手に手
「さいはてにて ~やさしい香りと待ちながら~」(THE FURTHEST END AWAITS)
チアンショウチョン

能登半島を舞台にした映画で、ロケ先の石川県では大ヒットした映画らしいですが、そんなに地元感の感じられない場面ばかりでございましたってのはともかく、私の地元の秋田県で観光大使をやっていた佐々木希がW主演の1人と聞いては、同観光大使の加藤夏吉と違いほとんど宣伝活動をしていなかったのに、何故に他県の宣伝をして、しかも成功しているのだねと、郷土愛が強ければ怒っているところですが、あいにく地元には思い入れがありませんでした。
永瀬正敏のえげつない演技は本当にえげつなさそうで厭でしたが、子役の男の子のほうの五月蠅さも、簀巻きにして海に流せばいいのにと思わせられるほど厭で、2人とも名優でございます。
眉毛が薄くてオデコ全開の永作博美の生活に疲れた感もリアルでしたが、肝心の映画の方はあまり好きではなく、キャバレー勤務と同じ収入をあの珈琲店のバイトで稼げるのか?な点と、あとは同珈琲店の店名と隠語との関係が気になった(けれど何もなかった)ぐらいでした。
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悪い母ちゃんたち [映画]

「バッド・ママ」(BAD MOMS)
ジョンルーカス・スコットムーア

WOWOWの映画情報番組「シネシネシネ」を見続けていますが(かなり前にタイトルが変わらなかったか?)、全米公開時、番組内で紹介されるこの映画が、どの場面を見てもあまり面白そうではなく、でも、同番組内のトップ10カウントダウンを見る限りでは人気作のようで、面白いのか面白くないのかと思っていた記憶があるところへ、NETFLIXで放映を開始したので見てみました。どうやらNETFLIX限定のようです。あまり好きではないのー。

この世の掃きだめ映画「ジュピター」の主役の子が主演でしたが、話の方はあまり面白くない・・・というか、仕事に子育てに家事にと忙しいから全て止めて自分のしたいことだけをする悪いママになるのよーな話なのに、後半、PTA会長選に打って出る(そして打って出ようと思ったときに偶然にも選挙戦が始まる)ので、なんか仕事中毒(ワーカホリックですか、そうですか)ものを見たような気分になるのと、悪い不道徳なママと言いながら、レートを意識したアクション映画のそれのように途中で子供たちは消え、あと行きずりの男と付き合う話にする前に旦那とは別れている等、言い訳とチグハグ感が強くて馴染めませんでした。
バッドと名乗るからには、自分の娘にヤク中の疑いをかける偽装工作をしたボスママなんざ、パーティー会場に車で突っ込んで取り巻き共々轢き殺すぐらいはしてほしかったものです。

それとショックなのが、以前、永遠の脇役感があると失礼なことを書いたクリステンベル、今回も脇役らしい脇役だったのはともかく、私、一緒に出ていたクリスティナアップルゲイトと彼女の区別が付きません。もしかしたら、アップルゲイトが出ているときも、永遠の脇役感とか書いていたかも知れず、失礼を通り越して顔と名前の認識力低下が疑われる出来事です。
いいよもう、2人合わせてクリステンティーナアップルベルゲイトとかになっちゃえよ(おい)。

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皿は危ない啓示 [映画]


さらば あぶない刑事(通常版) [Blu-ray]

さらば あぶない刑事(通常版) [Blu-ray]

  • 出版社/メーカー: バップ
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「さらば あぶない刑事」
村川透

テレビシリーズ「あぶない刑事」の、10年ぶりとなる映画化作第7弾。
テレビ版も映画版も特に思い入れはありませんが、ちょうど公開時期に横浜を散歩していて、この映画のポスターをよく見かけたのと、横浜赤レンガ倉庫での同映画パネル展のあまりのしょぼさが印象に残っていたので見てみました。
始まってすぐ、セクシーコマンドー柴田恭兵の老人班っぽい顔のシミが気になりましたが、途中からはゴマ塩頭の吉川晃司も出てきて、何やら老人会の催しものを見ているような気分にさせられました。でも、「スタートレック」を当時のキャストで・・・と考えると、30年も続いたシリーズの記念作としては正しい作りのような気もします。
映画の内容の方は、今までのシリーズ同様、キチガイじゃが仕方あるまいとしか思えない浅野温子と、峰富士子のような扱いを受け続ける木の実ナナが気になりました。

監督の名前を見て(映画「そえるきんおおかみ」が好きなのに)、ナイスですね~の人かと思ったのは末代までの秘密です。
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暗殺者の信条 [映画]

「アサシン クリード」(ASSASSIN'S CREED)
ジャスティンカーゼル

ゲームの「アサシン クリード」シリーズを原案に映画化。その元ゲームは「~4」まで遊興済みですが、今作は特に何作目かの話を映画化したものではなく、基本設定のみを使ったような感じでした。
前から見たがっていたものの、地元の映画館では上映時間が合わず(何故か晩に集中)、時間が変わったら・・・と思っていたら、今月いっぱいで上映終了と聞き、慌てて土曜の1日1回のみ上映を見に行きました。そんな扱いなのに意外と混んでおりました(20人弱ぐらい)。

ところが、中身の方は駄目なSF映画の典型のような作品で、出だしに長々と文字による状況説明、1人よがりな設定と展開、「格好良い・・・俺!」と思っているかのような場面等々が並び、特に中盤以降は退屈の極みで眠気との闘いとなりました。見終わってから考えると、途中で帰ってしまっても問題なかったのー。
実はゲームの方も、現実世界からゲームの内容へ入り込みやすいようにとの(余計な)配慮なのか、現代の若者が機械で過去の祖先のアサシンとシンクロして暗殺を行うとの設定なのですが、今作もそのとおりなのはともかく、ゲームでは時々現代場面に戻って、部屋を歩いたり博士と話したりしなければならないのが、苦痛でしょうがなかったのに、映画ではその現在場面の方が主になっていて、しかもゲーム以上に退屈でジェレミーアイアンズの顔を見るだけで眠くなるほどなのに、それに加えて見所だと思う過去の主人公の格闘場面に、一々、現在の主人公の動きに切り替えて映されるから、過去の方には全く感情移入できず、結局、夢を(違うけど)見てピョンピョン飛び回っている若マグニートの姿に感情移入しなければならないのかと思わせられてバカバカしいほどでございました。

私は眠くなった程度でしたが、隣に座っていた主人は退屈でぐっすり寝ていたそうで、終わった後、ゲームの方もあんなにつまらないのかと訊かれてショック。主人はゲームをしないため、1作目のストーリーの最初と最後のあたりだけをまとめて教えたら、そっちの方が面白そうと言われるほどで、操作が目的なゲームに映画の話が負けてどうするよです。

ゲームをやっていたことでオッと思えたのは、出だしフード暗殺団の1人が、群衆の中を通るときに進行方向にいる誰かの肩に手をかけてグッと押すところです。ゲームではシリーズ途中からなくなりましたが好きでした。
個人的に実写で再現してほしかったのは、同じくゲームのシリーズ途中でなくなってしまった、素手で相手の武器を奪って闘うときの怪しい手の動きですが、そちらの方はありませんでした。たまに意味も無く真似をしていることもあるので残念。
あとアサシンブレード装着者は(剣の飛び出し時に邪魔になるから)左手薬指をを切断しなければならないとの設定が1作目にだけあり、映画でも過去の主人公が出だしに薬指を切り落としていましたが、その後は指が揃っていたのと、それと同じブレードを付けていた現代の主人公は薬指が邪魔にならずに使用できるのは何故かと疑問ですが、ハッキリと切り落とした指が映った訳ではない気がするので、出だしのアレは何か儀式的なもので切り落としてはいなかったのかしらー。

「ゲームをやっていない人には設定が分かりづらい」と書いていたところを見かけましたが全くそんなことはなく、あの重機のアームのようなアニムスが動き回っているとき、何故、機械の周りに第三者も視覚できる記憶映像が湧いて出てくるのか、エデンの果実とやらからプラネタリウムの玩具のように上の方へペカーと出ていた青い光は何なのかとかは、やっていても分からないどころか、映画内だけに限って考えても意味不明な場面ばかりでした。

ときに、あのアニムスのアーム、被験者が先祖の記憶内にて地面で戦っているときは床に接するような高さになっていましたが、すると水面に飛び込んだときには、主人公のアサシングニートことマイケルファスベンダーは床下に埋まる勢いで叩き付けられていたんですかのー。それで壊れたとか・・・
ときに、その場面でマリオンコティヤールがイーグルダイブ・・・」と感嘆していたけれど、あれは着地時の姿勢的にスーパーヒーローランディングじゃないかのー。


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 [映画]



「ファイブ ある勇敢な女性たちの物語」(FIVE)

「ある」と「たち」を並べた座りの悪い副題を付けられている今作は、乳がんを題材とした短編5本の連作テレビムービーで、それぞれ監督・脚本が違う5作には患者の名前がタイトルとして付けられています。


「シャーロット」(CHARLOTTE)
デミムーア

1969年7月20日、しばらく1人だけ家族と離れて暮らすことになったのに、何故か母親シャーロットに合わせてもらえない女の子のお話。

「何故か」って映画の紹介内容的に「乳がんだから」ですが、まだシクロホスファミド(エンドキサン)等の抗がん剤治療が一般的ではなかったのか、外見上は特に変わりないのに周りは死亡後の準備を進めている様子が不憫でした。
そしてそれについては家に集まっている親戚全員が口にしないようにしていて、女の子だけが理由も分からず疎外感を味わう内容となっていて、それに対し、「乳」も「がん」も普通の単語なのに続けて「乳がん」と言っていけないのは何故だとか、静かだけどもう寝室で死んでんじゃないかとか、毒舌を吐き続ける祖母が、他の家族に内緒で女の子を部屋に通してくれるところは泣けました。

「ハウス」のキャメロンことジェニファーモリソンが、どうせもう使わないからと患者の宝石を拝借しようとする酷い親戚役で出演。女の子の父親役で「ロスト」のジョシュホロウェイも出演していました。

そして今作の女の子が成長して乳腺専門医となり、残り4作に出てくる患者と繋がる連作となります。


「ミア」(MIA)
ジェニファーアニストン

2度目の結婚式を行っているミア(パトリシアクラークソン)で始まり、そこから乳がん告知の日まで時間が遡って行く形式でした。

その後(その前)、旅行会社を興したいと銀行に融資を求める短髪のミアですが、元手も何もなく家族もいないと融資係員(演:モンクことトニーシャルーブ)に話し、そこから更に時間が遡って映されることで何故そうなったのか等々が徐々に分かって行きます。
そんな変わった作りのおかげか、楽しさでは5話中1番だった気のする今作。何故かステージ4の乳がんが完治したとの突き抜けた設定もあれば、途中、もう死ぬだけだと思っている禿頭のミアが自分の葬式を行って親戚や友人に毒を吐く場面は、もう止めてあげてーと身悶えながら見ることになれば、最後の(最初の)告知の日の場面になって初めて、何故、旅行会社なのかが分かる粋な話でもございました。


「シャイアン」(CHEYANNE)
ペネロープスフィーリス

ストリッパーのシャイアン(リンジーフォンセカ)と、取り立て屋のトニー(テイラーキニー)は仲の良い恋人同士。ある日、シャイアンの胸を揉んでいたトニーが何かに気付き・・・

左胸の外側で上側(C位置)と、こちらの乳がんと同じ位置でしたが、今作では両乳房とも摘出手術を行わなければならないとの痛々しい診断が下される話でした。
会話の内容から、なんとなくトニーが何をするのかは分かるものの、その予想どおりでも良い終わり方でございました。
途中の債務者との会話も面白かったです。お前の車だったのかと驚きました。

恋人の乳房に左右それぞれ別の名前トリクシーとアンバーと付けて呼んでいるのを見て、「ホワイト赤マン」の夢と希望を思い出しました(あっちは乳首か・・・)。
そしてなんと、その乳房の呼び名に、5作目で素敵なオチが付けられます。


「リリー」(LILI)
アリシアキーズ

従姉妹の結婚式のことで姉と一緒に母親から呼び出されたリリー(ロザリオドーソン)は、結婚式の日は用事があって出られないと話すが母親は聞く耳を持たず「がんになったわけでもなければ出ろ」と言いだし、それに対して「その日は乳がんの手術日だ」と答えるリリー。
それならばと娘の手術に立ち会おうとする母親でしたがリリーはそれを拒否し、姉も妹の意思に従うべきだと母親を説得するものの、手術当日、(ピンクリボンを付けた)母親が病院に駆けつけてきて・・・

前々話で、乳がんと診断されてすぐ「手術は木曜」と言われ、それにミアが「その日は無理」と答えると、「なら金曜」との会話があったとおり、がんの状態にもよるだろうけれど、あちらではちゃきちゃきと手術日が決定するようでした。こっちは各種検査を経て結局手術日は診断日の1月半後ぐらいだったのー。しみじみ。

リリーの母親は悪い人ではなさそうだけれど、病的に五月蠅いうえに我の強い人らしく、娘2人は子供のころから振り回されていた様子。それで手術について立ち会いも話し合いも拒否していたようでしたが、手術の待合室で騒いでいるところを、同室にいたやはり乳がん手術待ちの男性(演:ジェフリータンバー)に、君のためを思ってのことだと諭される場面が良かったです。
そしてそれなりに仲直りしつつも、結局、母と姉は帰して1人で手術に向かうリリー・・・からの良い話でした。

手術日もそうですが、今話では普段着のまま歩いて手術室に向かう場面もあって、もしかしたらドラマ用の作り事なのかもしれませんが、こちらの手術時との違いが気になります。
※こちらは入院室から移動ベッドに乗せられて手術室へ移動。途中、その移動ベッドが柱に激突したのも今では良い思い出です。


「パール」(PEARL)
パティジェンキンス

(1話目の女の子である)乳腺専門医のパール(ジーントリプルホーン)が、自らも乳がんを発症してしまい、実家へ帰って父親(ボブニューハート)に、当時の母親について訊くものの・・・

こちらは前話「リリー」とは違い、親と仲違いしたまま手術に向かうこととなります。

そして最終話となる今回は、それから5年後の話となり、パールの勤めている病院では、5年間再発せずに過ごせたら病院の壁にキスマークを残す風習があり、それを行おうとするパールの周りには、お祝いに来た2~4話の患者(サバイバー)たちもいて(さりげなくジェフリータンバーも)、パールの親子関係にも決着がつき、実に綺麗に終わってくれる映画でございました。


こちらは5年生存まで残り4か月。乳がんの場合10年で考えるとの話もありますが、とりあえず節目として我が家でも小さく祝いたいものです。
・・・クリニックへ行って勝手に壁へキスマークを付けてくるかのー。


※それにしてもAMAZONの今作のページのカスタマーレビューは、何のことについて書いているのだろう。
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俺の物が足りん!! [映画]


俺物語!!(通常版) [Blu-ray]

俺物語!!(通常版) [Blu-ray]

  • 出版社/メーカー: バップ
  • メディア: Blu-ray


「俺物語!!」
河合勇人

原作は河原和音・アルコの同名漫画。未読。
ジャイアンみたいな名前をした主人公の恋物語でございました。
始まってすぐの、川への飛び込み場面と、それに続く魚雷のような水泳場面が面白かったです。
全体的にはロミオとジュリエットのころから続く、上手く意思が伝わらないことによる擦れ違い話でございまして、いいから言えやを感じましたが、それでもラストはよかったよかったと思えた映画でした。
本当に最近、恋愛邦画は、BGMが五月蠅かったり、台詞が聞きとれなかったり、嫌な場面が多かったりして、本筋に関係ない部分で楽しめないものが多く、それらに比べると今作はストレスなく見られて本当に楽しかったです。
ジャイアンの両親が、寺脇康文と鈴木砂羽の「相棒」カッポーでございました。そちらでは立ち消えさせられた仲だけに粋な配役でございます。


俺物語!! 1 (マーガレットコミックス)

俺物語!! 1 (マーガレットコミックス)

  • 作者: 河原 和音
  • 出版社/メーカー: 集英社
  • 発売日: 2012/03/23
  • メディア: コミック


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箱人リ息予の変 [映画]


箱入り息子の恋 Blu-rayファーストラブ・エディション

箱入り息子の恋 Blu-rayファーストラブ・エディション

  • 出版社/メーカー: ポニーキャニオン
  • メディア: Blu-ray


「箱入り息子の恋」
市井昌秀

公務員の星野源が、お見合いの場で相手(夏帆)の父親(大杉漣)から「向上心のない公務員ごときが」と馬鹿にされるものの、実は以前に偶然出会っていた星野と夏は(ちょっと待て、それが苗字か)父親に内緒で付き合い始めるのでしたーとの、世にはびこる「公務員は婚活で大人気」節に真っ向から異を唱える映画です
人付き合いが苦手との設定にも程があるちょっと気持ち悪いレベルの星野VS異常者レベルで暴力的に付き合いを反対する大杉のバトルものになっていて、その対決のせいで星野が重傷を負って入院するところまでいき、ラストの星野の行動も実に気持ち悪いのに加え、それに大杉が殺人レベルの暴力を加える、いったい私は今何を見ているんだと不安になる映画でした。
牛丼が食べたくなる映画でもあります。
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